こんにちは。七転び八起きです。本日ご紹介するコーヒーは通販。楽天で出店している「マタタビ珈琲豆店」でポチッとしました。僕は猫ではないけどもこの“マタタビ”ってなんか引き付けられます(笑)。ネーミングセンスが良いです。そしてこれ見て下さい。この写真が荷物を受け取ったときに届いた紙袋を開けた状態。その中にはさらにビニール袋が入っていてそれにさらにコーヒー豆が。このロゴと店の名前のデザイン、かなり好きです。ネーミングだけでデザインがいい。
では「マタタビ珈琲豆店」のコーヒーはどんなものなのか?今回注文したのは深煎り3種飲み比べセットで『ビターブレンド』『マンデリン』『エチオピア』がそれぞれ200g。楽天スーパーセール中に購入したので2,300円(税込・送料別)でした。注文してすぐにコーヒーが出荷され届きましたので対応が早い。よくスーパーセール中の注文って出荷が遅れることがあるけど、すぐに出荷されたのは好印象。
ちょっと、残念だったのは焙煎してから2週間ほど経っていたということ。『マンデリン』が5/20で『ビターブレンド』と『エチオピア』が5/26。受け取ったのが6/9だから出荷日を考慮してもマンデリンは2週間ほど経過している。それでもちゃんと焙煎日が記載されているのは好感が持てる。焙煎日書いていないお店、結構多いし。
それではどんなコーヒーなのかレポートを。本日も78cafeスタートです!
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マタタビ珈琲豆店とは?
香川県高松市にあるスペシャルティコーヒーのお店。マタタビという名前には、お店の香り高いコーヒーにメロメロになってもらいたい、元気になって貰いたいという思いも込められているとか。デザインだけでなくコンセプトも含め良い感じのお店。住んでいるところが近ければお店にも行きたいなぁと思える。
そしてホームページもきれいだ。HPはこちら
マンデリン
コーヒー豆の状態
「マタタビ珈琲豆店」の『マンデリン』はホームページを見るとビンタンリマらしい。今回は深煎り3種の飲み比べセットだけあってかなりの深煎り(イタリアンロースト)だ。コーヒー豆の周りに油がすごい。それでは欠点豆のチェックをする。
「マタタビ珈琲豆店」の『マンデリン』は欠点豆の数は200gで2個。これは超優秀だ。コーヒー豆の印象は形も良くて大きさもバラツキが少なく良い状態。欠点豆の2個はちょっと欠けていたというもの。それでは抽出してみる。
コーヒーの抽出
「マタタビ珈琲豆店」の『マンデリン』の抽出にはKEY COFFEEのクリスタルドリッパーを使いペーパードリップする。写真をもう少し明るく加工すれば良かったかな。深煎りのコーヒー豆を挽いても粉の状態があまり見えない(笑)。では蒸らしを始めよう。
う~ん。あまり膨らまず。何でだろう?もう少し膨らんでも良さそうな気もするのだけど。こういうコーヒーなのか。
抽出を開始すると蒸らしのあとからはなんとなくコーヒー豆が膨張しているように感じた。そして抽出中のアクはそれほど目立つわけでもなくまあまあかなぁという印象。
抽出完了。それではいただきます!・・・う~ん、深煎りだけあって苦味がしっかりと感じられるコーヒーだ。苦みが口の中に広がったと思うとその後に甘味とコクの残る。特徴は苦味とコクのコーヒーとお店のページにも書いてあるけど本当にその通り。このコクは好きな人と苦手な人が別れそうなぐらい強い。焙煎によってコーヒー豆の持っているオリジナリティを引きだしていると思う。
ビターブレンド
コーヒー豆の状態
「マタタビ珈琲豆店」の2つ目は『ビターブレンド』。開けて見るとこちらも『マンデリン』と同様にイタリアンローストの状態だ。こちらも油たっぷりのコーヒー豆で形は全体的にふっくらとしたもの。大きさも大きいコーヒー豆が多い。それでは欠点豆のチェックをする。
『ビターブレンド』200gの欠点豆は12個。100g換算で6個だからう~ん普通かなぁ。欠点豆の中には欠けているコーヒー豆が多い。よいとは言えないと思う。それでは抽出して見よう。
コーヒーの抽出
「マタタビ珈琲豆店」の『ビターブレンド』の抽出にもKEY COFFEEのクリスタルドリッパーを使う。抽出準備完了。次から深煎りのコーヒーを挽いたときの写真はやっぱりもう少し明るくしよう(笑)。
蒸らしてみると『ビターブレンド』も『マンデリン』のようにあまり膨らまずでお湯を落としたらそのままスッと染みこんでいった。コーヒーが膨らまない原因はやはりイタリアンローストだからっぽい。そもそもこのような深煎りの豆をあまりドリップしないと書いてあるサイトも(笑)
抽出をはじめて見るとこれまた『マンデリン』と同じように抽出のお湯を落としたときにコーヒー豆が膨らんできた感じがする。う~ん、面白い。時間差というかなんというか。
『ビターブレンド』の抽出の中盤あたりの写真。
『ビターブレンド』抽出完了しました。ではいただきます!・・・おおおぉ。これまた、またまた苦味とコクのあるコーヒーだ(笑)。『マンデリン』と比べるとコクがほどよい感じで飲みやすい。豊かなコクがありながら個人的にはこちらの方がバランスが取れていると感じた。うん、いいね。
エチオピア
コーヒー豆の状態
そして最後は『エチオピア』。ホームページでは「マタタビ珈琲豆店」の『エチオピア』はイルガチェフ セラムG1という事らしい。こちらも恐らくそれと思われる。開封すると他の2種と同様のイタリアンローストだ。こちらもコーヒー豆が脂ギッシュ(笑)。それでは油でベトベトにならないように注意しながら欠点豆の確認。
「マタタビ珈琲豆店」の『エチオピア』は200gで欠点豆が19個。う~ん、こんなものか。もしかしたらイルガチェフ セラムG1ではないのかもしれない。それでは3種類目のコーヒーを抽出しよう。
コーヒーの抽出
「マタタビ珈琲豆店」の3つ目『エチオピア』はハリオのDPW3を使用してネルでドリップする。ネルも使い始めると手間がかかるけど味わいがネルでしか出せないものになるからこれはこれで気に入っている。
蒸らしを開始。『エチオピア』のコーヒーの粉をネルに入れる前にネルにお湯で温めた。そしてその温まったネルとコーヒー豆にお湯を落とすと他の2種類と違ってゆっくりと膨んだ。他のコーヒー豆も蒸らしたあとに膨らんだ印象があったのでやはりイタリアンローストは、蒸らしに時間が掛かりゆっくり膨らむのだと思う。他のサイトを見るとそのような記述があった。なるほど。
膨らみにくい原因がなんとなく分かったことで抽出開始。
やっぱり抽出しているときにもゆっくりとコーヒーが膨らんでいる。ジワジワくる感じだ。新しい発見。
抽出完了。それでは最後の「マタタビ珈琲豆店」の深煎り『エチオピア』をいただきます!・・・『エチオピア』も深煎りだしこれはこれでやはり苦味があるよね(笑)。それでもフルーティーな感じで甘味もある。そしてやっぱり素晴らしいコクもある。3種類飲んでみたけど、コクが凄いなぁという印象。
総評:全部イタリアンローストだとちょっとしんどいかも(笑)
今回の「マタタビ珈琲豆店」の深煎りコーヒーの飲み比べセット。飲んでみて分かったことはどれも美味しいし、特徴があるコーヒーだったこと。そして深煎りのコーヒー豆は鮮度が良くても蒸らしのときに膨らみにくいこと。さらにさすがにコクの強い深煎りコーヒー3種類を飲むのはそれだけだと僕にはしんどいこと(笑)。きっと深煎りが大好きな人にはいいのだろう。
そんなわけでパンチの効いた苦味と豊かなコクを楽しめるセットなのでそれを理解した上で是非飲んでみたいという人におすすめ。そうでなければ「マタタビ珈琲豆店」の他の焙煎度合いのコーヒーを買った方が楽しめると思う。
最後にパッケージデザインなどがいいし、ネーミングもセンスがあるし、コンセプトも好きになったからこそもっと焙煎から日が経ってないコーヒー豆を出荷して貰えるといいなぁと、ちょっぴり思ったりした七転びでした~。あっ、100gのセットならちょうど良かったのかも(笑)。ではでは。