コーヒー豆

日本屈指の焙煎士を擁するロココの「お試しセット」を試す-ROKUMEI COFFEE CO.-

先日、2月6日は「ブログの日」ということで久々に記事を書いたわけだけど、本日もその勢いに乗ってブログを書くことにした。理由は新しいコーヒー豆を仕入れてみたから。今回仕入たのは奈良のスペシャルティコーヒー専門店『ROKUMEI COFFEE CO.』(ロクメイコーヒー,ロココ)だ。

お試しセットがあったのでそれを購入。購入してから出荷までは数日で非常に早い対応だったことも記しておく。では早速、レポート!果たしてどんなコーヒーが出てくるか。

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ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ6位の焙煎士を擁する店

「お試しセット」の中身を確認

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とにかく僕がロココのコーヒーを買ってみた理由は1つ。2013年のジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップで6位入賞した焙煎士がいること。これなら美味しいコーヒーが飲めそうな気がするじゃないですか。コーヒー豆も大事だけど焙煎の技術も大事。だから日本の大会で6位に入る人が煎るんだから期待も膨らむ!

そして届いた珈琲を開ける。今回のコーヒーはクロネコにて小型のダンボールで届いた。通販で買うとダンボールでコーヒーが届くことは稀。そういう意味では送料にコストは掛かっている?箱を開けると一枚の手紙が入っていてそれ以外にコーヒーの紹介や定期購買の申込書など、コーヒーの通販としてオーソドックスな感じ。

「お試しセット」は4種類のコーヒーが100gずつ

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箱から中身を取り出してコーヒー豆を並べてみた。「お試しセット」は4種類のコーヒーが100gずつ入っているもの。ROKUMEIブレンド、インドネシア、ニカラグア、エチオピアでした。ホームページにもその4種が書いてあるので恐らく今はこの4種類で固定。

パッケージ他の店でも見かけたことのある外側が茶のもの。裏に焙煎日がシールで貼られていた。でも、1つだけシールが剥がれたのか、焙煎日不明。他3種類が2月4日。焙煎から間もなく出荷されていることになる。この部分も好感が持てる。

コーヒー以外には

  • 「お試しセット」のコーヒー4種について書いてある紙
  • 「ROCOCOの美味しいコーヒーの淹れかたbook」(bookというタイトルだがA4を折ったもの)
  • その他の案内など数枚

が入っている。中身は特筆するほどのものではなかった。

「お試しセット」コーヒー4種類を一挙に紹介

ニカラグア カサブランカ農園

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まず、最初に開封したのはニカラグア カサブランカ農園のコーヒー。コーヒー豆はふっくらとしていて欠点豆もない。ただ、焙煎にムラがあるように感じる。写真では色が同じように見えるかもしれない。実際には色が濃淡混ざっている。ブレンドなら分かる。

もしかしたら狙ってやっているのか?その辺は僕には分からないけど見た目は鮮やかではない。

味はミディアムローストという事もあって僕には酸味のあるコーヒーに感じた。ロココのページではコーヒー本来の甘味を楽しむとあったものの、酸味の方が先に感じてしまって甘味を打ち消してしまう。僕にはそんなコーヒー。まあまあかな。

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酸味のあるコーヒーは淹れているときに何となく泡で分かる。もしかしたら匂いなのか?泡がより白っぽいコーヒーはいままでの経験上、酸味があるコーヒーだ。これは以前に他のコーヒー店で取り寄せたインドネシアのコーヒー豆などでもあったこと。

エチオピア モカ イルガチェフG1

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2つめはエチオピア モカ イルガチェフG1。酸味がありながら甘味のあるコーヒー。欠点豆4つ。ミディアムローストで仕上げられている。が・・・ニカラグアと同様に焙煎にばらつきがある。これはわざとそのような形にしているのだろうか。。。コーヒーの味はまあまあ。コーヒー豆もモカ イルガチェフらしく小粒ながらふっくらしているものが多い。そんなコーヒー。

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コーヒー豆はよく見えるんだけどなぁ。焙煎が好みじゃ無いのかも。味は酸味が強い。もともとモカであれば酸味が強いのは分かる。それでも微妙。美味しい。それでもメチャクチャ美味い!という程ではない。

ロクメイ ブレンド

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お店の名前を冠するロクメイブレンド。こちらも酸味が効いた味。これはちょっとな・・・という欠点豆と判別したのは7つ。ブレンドだからということで上記の2つのコーヒー豆で感じた焙煎のばらつきについては気にならない(笑)

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ミディアムローストのコーヒー豆が混ざっているからかやっぱり抽出するときにこんな感じになる。味は酸味があり飲みやすいコーヒー。苦味は余りないから苦くない珈琲がいいならこういうブレンドも良いだろう。深い味わいの好きな人にはあまり向かない。ここまで紹介した3種類はいい意味でさっぱりしている。

インドネシア マンデリン ブルーリントン

インドネシア マンデリン ブルーリントンは深煎り。この深煎りの豆はブレンドを除く他のイルガチェフやカサブランカと比べるとローストがまあまあ整っているように見える。それでもすごくきれい!と思えるほどではないなぁ。味は深煎りだけあって苦味があり、酸味はほぼない。味の深みとかコクは思ったほどでもなかった。

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深煎りだから入れているときはこんな感じになる。このロココの「お試しセット」に入っていた4種類のコーヒー豆の中では1番美味しいと感じた。

総評:焙煎を楽しみにしていたのに・・・

ハンドピックの精度はなかなかよい

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今回、「お試しセット」を取り寄せしたROKUMEI COFFEE CO.だったが、結論を書くと焙煎を楽しみにして取り寄せしたコーヒーだっただけに、焙煎で肩透かしを食らったことで「すごく美味しい!」と思えなかったのかもしれない。

美味しいんだけど、期待していたのと違う。そんな感じだった。焙煎した人はきっと6位の方ではなかったのではないか。

ハンドピックの状態は良くされている方だと思う。それからこのお店は貝殻豆はほぼ確実にピックアップしている。4種類開封したが400gで貝殻豆が1つ。欠点豆は少ない。そういう意味ではなかなかだと思う。

ただ、ローストの状態が僕にとってはどうなんだろう?と思うものが多く、特にミディアムローストに関しては『きゃろっと』と比べると色のばらつきがありすぎるように感じた。わざとばらつきを出しているのかもしれない。なんだろうなぁ。期待していただけに消化不良(笑)

自家焙煎スペシャルティコーヒー専門店 ロクメイコーヒー

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