こんにちは。今回のタイトル、最近、見ている『ワールド・デストラクション』の影響を受けています(笑)。さて、今回の記事の内容は先日、Twitterで呟いたらリツイートして頂けたのもあって、調子に乗って記事にすることにしました。
周りを見回すと、出来る男の人って居ますよね。「出来る」と括ると大きいような感じもしますが、仕事が出来る、人を育てることが出来る、遊びが出来る・・・などなど、様々な分野の出来る男たちは、同性から見ても格好いい。
その出来る男たちはなぜできるのか?実はそれってとっても単純なことなんだと気が付きましてここに発表いたします(笑)
司馬遼太郎、ロバート・B・パーカーに学ぶ出来る男達
土方歳三、スペンサー、ジェッシイに共通する考え方
僕の周りには幸いにして出来る男がとても多い。これは自分でもとても恵まれていると思うし、自分の運の強さでは無いかと思っている。運も実力のうち(笑)
そんな中でじゃあ、出来る男ってどういうことが共通しているのか?そこを気にして見ているとこの歳にしてやっと分かってきたことがある。それは司馬遼太郎やパーカーの描いた男達にも共通するところが。ではどんなところ?
共通点1:出来る男は周りの評価を気にしない
出来る男は周りにどう思われていようと気にしない。気にしているのかもしれないけど、気にしない傾向。スペンサーが依頼人からなんと思われようとも、自分の仕事をやり遂げる姿勢は自分の芯、ポリシーがあるのが分かる。ジェッシイにしても、土方歳三にしても周りにどう思われても自分の役割を知っている。
『燃えよ剣(上)』にて山南が新撰組を脱走したとき、土方歳三は沖田総司に新撰組副長としての自分の役割と新撰組がどういうときにばらばらになるかを知っているか?と次のように述べています。
「副長が、隊士の人気を気にしてご機嫌とりをはじめるときさ。副長が、山南や伊東(甲子太郎)みたいにいい子になりたがると、にがい命令は近藤の口から出る。自然憎しみや毀誉褒貶は近藤へゆく。近藤は隊士の信を失う。隊はばらばらさ」
共通点2:出来る男は準備をする
出来る男は準備をする。スペンサーは日々の鍛練を怠らず、生死の淵をさまよった後でもリハビリを行い復活を果たしています。また、自分の身が危険にさらされるかもしれないというときはたとえば外出中に誰かが侵入していないか、ドアを開けたらスペンサーだけが分かるような仕掛けをして外出します。
土方歳三も戦う場所を想定し準備をします。もちろん、刀など相手と戦うための武器の準備も怠りません。
事実、僕の周りのできる男たちも準備こそ綿密に行う人が多い。本番に弱い強いはあれど、本番に弱い人はなおさら事前に準備を行う。そういう男はほぼ間違いなく出来る男です。
共通点3:出来る男は出来る方法を考える
そして、僕が考える最大の特徴は「出来る男は出来る方法を考える」ということ。スペンサーは「自分の出来ることをやって何が起こるかを見る」というようなことをたびたび口にし、そして行動します。できない言い訳を考えて諦めるのではなく、自分たちに出来ることを考え実行する。
ジェッシイは元妻ジェンのこととなると弱さを見せますが、警察官として行動するときは出来ることを考えて実行する。それが様々な事件解決へと繋がって彼が出来る男、タフな男であると周りから認識されている。
出来る男になりたいなら
出来る男になりたいなら当たり前だけど、出来ない男を止めること。出来ないと考え諦めるのではなく、どうしたら出来るかを考える。出来る方法を考えていると、そこには準備が必要であり、周りの意見も気にしないことが必要になる。
どうしたらできる?
いつならできる?
誰ならできる?
どこならできる?
男には二通りある。出来る男と出来ない男。あなたはどちらを選びますか?