こんにちは。七転び八起きです。9月28日にアジアで行われる中でスペシャルティコーヒーの最大の催し物SCAJ2016に行って来ました。いやー、正直、自分が思っていたものと全然違いました。何が違ったかって?もうですね、熱気があるし、そしてコーヒーにますます興味が持てる内容だったということ。特に私が行った初日は「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2016」の準決勝が行われていて、その熱い戦いに目を奪われました。
その「SCAJ2016」について所感を書きます。来年も行きたい!!
スポンサーリンク
そもそも「SCAJ」ってなに?
一番最初になぜ僕が「SCAJ2016」に行くことになったのかということを簡単に。
実は僕は「SCAJ2016」の存在を知りませんでした(笑)。すみません。本当に。
9月のとある日、あるお知り合いの方からメールが1通。「SCAJ2016の券があって行く予定だったのだが、都合がつかなくなったのでいきませんか?」と。それで「SCAJ」とはなんだ?とGoogle先生に聞いて、有り難い興味のあるイベントであることを知る。簡単に書ちゃうと「スペシャルティコーヒーに関わる企業が世界中からたくさん集まるイベント」。簡単に書きすぎ?(笑)
もちろんこの有り難いチケットをお譲り頂いて行くことにしたのでした。
SCAJに行ってみて意外だったこと
今回、SCAJに行くにあたってそれだけのイベントだったら美味しそうなコーヒーをたくさん買って帰ってこようと思っていた僕。実は買ってきたコーヒーは1つだけ。美味しいコーヒーがなかったのではないんです。あるんですが売ってない。その場で売っている企業が少ないんですね。まあ、即売会ではなくてあくまでこれからの仕入れ先を見つける場所なんだなとあとから悟りました(笑)
おなじみゲイシャ種で有名なパナマのコーヒーも出展してました。色々と試飲できてやっぱりゲイシャ種は好きだなと再認識。でもその場では売ってない。個人を相手ではないからなんでしょうね。この他にもコロンビアなどは大きなブースを構えていました。
ハリオやカリタなどのコーヒー器具メーカーも出展してブースが賑わっていました。業務用の焙煎機メーカーも多数出展していて、個人ではあまりお目にかかれないものを見ることが出来たのも収穫の1つ。
こちらはコーヒーをロボットドリップ?(笑)で自動抽出するロボット。ちゃんと蒸らしたりするし、ポットからのお湯を注ぐのもすごく上手く出来ていました。見ている人達はみんな動画を撮っていましたのでどこかで出ているかも。
遊び心も感じる印象的なブース
個人的にも十分楽しめる内容になっている「SCAJ」。その中でも遊び心があったのはUCCでした。
茶室のようなセットがあって、着物を着た女性がコーヒーを入れてくれるブース。外国人のビジターに人気がありました。う~ん、こういうのは現実にあってもいいですね。
そして3Dラテ。これは女性から人気で写メ撮るのに並びました(笑)。1つずつ丁寧に作ってました。見せるコーヒーだけど、飲むとどんな味なんだろうか?気になるところ。あとお店で出すことがあったら、1カップどのぐらいで出てくるのかも気になる(笑)。
熱すぎて魅入った「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2016 準決勝」
そして今回、一番期待を裏切って良すぎたのが「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2016 準決勝」。16人の予選を勝ち上がったバリスタが決勝進出をかけて火花を散らしていました。初めて観戦したのですが、まさかこんなに熱い競技だとは!!周りには審査員の目が光り、一挙手一投足がチェックされている。しかもこのチェック体制の中で自分が入れるエスプレッソについてプレゼンテーションをしていく。15分で3種類のエスプレッソを4名に出す。
最初はどういうルールか分からなかったものの魅入っているうちに内容も分かってきて、わかるとなおさら面白い!バリスタ達のコーヒーに対する情熱。プロとしての姿勢に感動を覚えました。1つ見たら次の人も見たくなって、結局、この会場に4時間ぐらいいた気がする。これを見ずに帰ったらもったいない。いまはそう思う。
今回の「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2016」は大接戦だったようで、17時に競技が終了し、会場もクローズ予定だったのが審査の集計に時間が掛かり決勝進出者の発表が行われたのは18時半過ぎ。それでも多くの人が結果を知りたくて残って待ってたのも印象的。
来年は最初から最後まで見てみたい。そんなことすら思ってしまうほど満足の内容。バリスタ以外の競技会も見てみたい。「SCAJ」は当日でも入場できるし、一般人でも入れるので2017年にはあなたも行ってみてはいかが?