こんにちは。七転び八起きです。
突然ですがみなさん、『真摯さ』ってなんだと思いますか?自分は真摯さを持っていると思いますか?
いや~、何でこんな事を聞くかというと、ドラッカーが『マネジメント』の中でマネージャーに必要な資質は「真摯さ」で、それ以外はあとから教えたり、経験で身につけられるというようなことを言っていたのに引っかかったから。
今日はその「真摯さ」について考えてみます。
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真摯さはあとから身につけられないものなのか?
小宮一慶さんの本を読んで感じたこと
「真摯さ」とは大辞林では“まじめでひたむきなこと”とあります。う~ん、なるほど・・・真面目でひたむきか。自分がギリギリ該当しそうな気がする。
さて、ではもう一つ。小宮一慶著「ドラッカーが『マネジメント』でいちばん伝えたかったこと」にて小宮さんはドラッカーの言葉を受けてこう述べています。
真摯さのある人は、何事にも誠実に対応します。正しい教育さえ受ければ、マネージャーとして成功するのです。松下幸之助さんが成功するために唯一必要な資質は「素直さ」だとおっしゃっていることと、共通したものがあると思います。 ※p223
確かに松下幸之助さんの「素直さ」も、ドラッカーの「真摯さ」もマネージャーには欠かせないと僕も思う。結局、いくら仕事をこなす能力に優れていても、この部分がないと周りの人を動かす人になれない。そう思う。
あとから身につけられないならいつ身につけるのか?
ただ、今回気になったのはドラッカーが述べていること。「真摯さ」はマネージャーになる前に身についていなければならない資質。なぜなら“後天的に獲得することができない資質”だからということ。
では、真摯さはいつ身につけるのか?
すでに僕は40歳を超えたけど自分ではまだ真摯さを身につけられる、磨きをかけられるのではないかと思ってるし、他の人も出来ると思う。
それでもドラッカーが言うだけあって、真摯さ、素直さはあとから身につけるのは非常に難しい。
だけど、僕は人として素直さ、真摯さを身につけられるよう自分を変えていく。そうなると決めて行動していこうと思った、ドラッカーの言葉だった。