こんにちは。七転び八起きです。
昨年の僕が読んだ本の中でマイベストは『嫌われる勇気』でした。『嫌われる勇気』については昨年、記事を書いています。
アドラー、第3の男の心理学は目から鱗の連続だった-『嫌われる勇気』-
アドラーについては周りの人たちも気になっているのか、手にして読んでいる人を見かけるようになった。先日も職場で同僚が読んでいたのを見て声をかけたら「この本、いいですよね」という言葉が返ってきた。そう、今までに無い何か新しいモノがドンッ!と目の前に提供されたような感じがする本。
アドラーは2015年もさらに広がっていくのではないかなと思います。
さて、今日の本はそのアドラー心理学について書かれた本。『ありのままの自分を認める』岩井俊憲著です。どんな本でしょうか。行ってみましょう。
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アドラー心理学を実例に照らし合わせて書かれた分かりやすい本
50の話にアドラー心理学で解説
『ありのままの自分を認める』・・・これって僕の今の課題なんですよね。「自分を愛すること」が僕の課題。言い換えると「自分を受け入れる、認める」ってこと。だからこの本のタイトルはまさにぴったり!ちょっとというか、大分、某大ヒット映画の影響を受けたタイトルな気がするが(笑)
この本の良いところはズバリここ。
- 実生活にありそうな話をアドラー心理学で解説していて、分かりやすいところ
- 50個の話で構成されていて、1話1話短い時間で読み切って学べるところ
- 各話の最後にアドラー心理学としてのまとめがあり何を伝えたいかがハッキリ分かるところ
『嫌われる勇気』は面白くて先を知りたくて、引き込まれていく本だった。それに対してこの本は面白さというよりも「ケースに合わせアドラー心理学にあてはめたらどうか?」というところが特徴。
アドラー心理学の2冊目以降の本としておすすめ
この本を読むとアドラー心理学の【目的論】はこういうケースで用いるのか!とか、このケースは【課題の分離】かぁ~、とかそういうことがよく分かる。ただ、これって僕の場合は『嫌われる勇気』を読んだ後だからスーッと入ってくるのであって、おそらくアドラー心理学を学ぶのに1冊目で読むのには向かない。
あくまで、アドラー心理学とはどんな内容なのか?というベースを浅くでいいから学んで、2冊目以降にその内容をもっと知りたいと思ったときに読むとより効果的な本になると思う。
そういう意味では『嫌われる勇気』+『ありのままの自分を認める』はセットで順番に読むと大きな学びを得られる。
これらの本をブックカバーもつけずに持ち歩いていたら、本やアドラーを知らない人が見たら、ちょっと変わってる人に見えるかもしれない(笑)
岩井 俊憲 宝島社 2014-07-11
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岸見 一郎,古賀 史健 ダイヤモンド社 2013-12-16
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