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僕がコーヒーを「豆」で買うことを勧める理由(2)

こんにちは。前回、僕は20代の頃、コーヒーが豆で販売している理由を「ちょっと美味しい」とか「手回しミルでコーヒーを挽く男が格好良くて画になる」ということだと思っていたことを暴露しました。

僕がコーヒーを「豆」で買うことを勧める理由(1)

さて、では今回は本番です。何で僕が友人や家族にコーヒーを「豆」で買うことを勧めるのか?その理由について書きたいと思います。

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「豆」で買うメリットは?

その答えはもちろん!美味しいから!!

そんなの決まってるじゃないですか!美味しいからですよ。「豆」から挽いて抽出したコーヒーの美味しさは格別です!

なんて答えは当たり前すぎるでしょ(笑)

それに何となくでも20代の僕でもそう思っていたぐらいだから、理由は分からないけど、その方がおいしいんだろうなとたいていの人は思ってるはず。もちろん、本当は条件が色々あってその中で鮮度が大事だとかもあるんです。

でも最近、僕が思うのは「豆」だから分かる事があるんですよ。それってそのコーヒーに携わっている人達の思いの一部がわかるということなんです。やっぱり、いいコーヒー、美味しいコーヒーは偶然だけで出来る確率は低い。それだけ思いが詰まるからこそいいコーヒーになる。なんてったって農作物ですから。

そこには人の手が加えられて、美味しくなってるし、いいコーヒーになってるんですね。それが「粉」の状態で買うと見えにくい。それが「豆」で買っているうちに見えてくるんです。

このキャベツはいいキャベツだね!って見極める感覚

これは主婦が買い物をしているうちに「このキャベツはとてもいい!」と見た目で判断出来るようになるのと一緒のこと。みじん切りしてしまったキャベツをみて「このキャベツはいい!」と食べる前に判断出来る人は少ないけど、キャベツの玉なら「これがいい!」と感覚的に見極められる。

それと同じような感じで、慣れてきてもコーヒーを粉になっちゃってると分かりにくい。だけど、コーヒー豆の状態ならキャベツの玉のように何となくだけど「これはいい」と慣れれば分かるようになる。

コーヒー豆は作った人達の思い、焙煎士の思い、出荷した人達の思いなど色々な要素が重なって消費者の手元に届くんです。それだからこそ、本当に良い仕事をしている人達から分けて貰ったコーヒー豆は目にしたときに何となく分かる「あぁ。これは素晴らしいコーヒーだな。」って。

そういう風に慣れてくるとコーヒーの善し悪しが豆を見ると分かるようになる。これってあんまり分かる人が居ないから、凄いことだと思うし、コーヒー好きなら身につけたら得するスキルだと思う。だからね、折角、家でコーヒーを飲むなら、この見極め出来ると得が多いかなって思います。

僕がコーヒーを「豆」で買うことを勧める理由。それは「豆だからこそ見えるものがある」からでした(笑)

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