こんにちは。七転び八起きです。
ちょっと本などの記事が続いたのでコーヒーの話題を。年末に購入した『奥州珈琲』。オリジナルブレンドとブラジルNo.2の2種類を100gずつ。前回、オリジナルブレンドについて記事を書きました。
はじめて見るタイプのパッケージング-『奥州珈琲』オリジナルブレンド(1)-
気を取り直して飲む!-『奥州珈琲』オリジナルブレンド(2)-
前回は残念なことにコーヒー豆の中に「小石」が入っていました。さて、今回のブラジルNo.2はどうでしょうか?リベンジなるか?
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いつも通りコーヒー豆の状態からチェック
では早速コーヒー豆の状態からチェックしていこう。紙の上に100gのコーヒー豆を広げる。
じゃん!こんな感じ。それでざーっとチェックをしていくと・・・
やはり欠点豆が多数ある
チェックをしていると、貝殻豆、欠けている豆などが多数出てきた。どうやらハンドピックはしていないようだ。ざっと数えても20粒以上。
これがその写真。ひとつ上のコーヒー豆のようにすごく形の良いものも多い。それでも100gの中にこれだけの欠点豆があるのは今まで購入してきた珈琲の中でも、かなり多い方だと言える。パッケージングなどに拘っているだけに残念だ。
欠点豆を除けば美味しいコーヒーに抽出する
さて一気に抽出までいきます!今回も円錐型ドリッパーで抽出します。豆を挽いてペーパーとコーヒーをセット。次は蒸らしです。
蒸らしの段階ではちょっと膨らみが足りないかなという印象。先日の『山口珈琲店』の焙煎後3ヶ月以上経ったコーヒー「ルーン」の方がかなり膨らんだ。
ここのコーヒーは本当に素晴らしい-『山口珈琲店』プレミアムマイルドルーン(2)-
それと比べると焙煎から時間が経っていないにも関わらずこの膨らみは少し物足りない感じがする。
抽出中。アクの量は普通。多いわけではない。
抽出完了!早速、いただきま~す。
まずはひとくち・・・ゴクリ・・・う~ん、苦味の後に続く甘さとコク。なかなか美味しい!さすがブラジル。好きなコーヒー豆のひとつです。
前向きに考えるとハンドピックの練習も出来ていい
そんなわけで欠点豆を取り除けば、美味しいコーヒーへと早変わり!そう考えると自分のハンドピックの練習も兼ねて、美味しいコーヒーを作る課程を楽しめるという一石二鳥ということも出来なくもない。
【当店のこのコーヒーはハンドピックをお客様がお楽しみ頂くために、欠点豆を取り除かずに出荷しております。ハンドピックを楽しみながら美味しいコーヒーにする課程を堪能してください。】
こんな文言があったら良いのだろうか(笑)
※ちなみにブラジルNo.2#18とはNo.2#18が格付けを表します。
「No.2」は混入物がある度合いのチェックをしてつけられるもの。混入物が全くないなどあり得ないということから「No.1」の格付けはなく、「No.2」が最高グレードのこと。
#18は豆の大きさでスクリーンナンバー18と読みます。これは豆の大きさを表すもので20~19が特大であまり市場に出回らず18が大、17が準大、16が普通です。
ですからNo.2#18となると最高グレードの豆の大きさが大きいコーヒーとなります。