こんにちは。七転び八起きです。本日のレビュー記事は楽天市場で取り寄せた「姫路珈琲物語」のコーヒー豆4種類(コク味お試しセット)のレビューです。4銘柄は『オリジナルブレンド』『マンデリンG1』『コロンビア』『グァテマラ』の4種類で内容量は100gずつの合計400g。この4種類がセットで1300円(税別)でした。しかもヤマトのDM便で送料無料となっているのでコスパはかなり良いです。
このコク味お試しセットはDM便で届く。キッチリとした箱で送られてきた。綺麗に梱包されていて好感が持てる。
ちなみに焙煎日はどの豆も20191/5/13だった。楽天で注文したのが5/11だったので注文後の焙煎ということになる。これはホームページで謳っているとおりの内容です。
それでは実際に中身を見て行きましょう。本日の78cafeのレビュースタートです!
「姫路珈琲物語 クマネコ舎」とは
「姫路珈琲物語」は兵庫県姫路市にあるコーヒー豆店で特徴の1つは4つの焙煎機を使い分けて焙煎していること。それぞれのコーヒー豆の特徴に合せて焙煎機を使い分け焙煎しており、コーヒー豆の個性を最大限にいかし個性豊かなコーヒーにしているらしい。ホームページには焙煎機の写真も出ていて、本当に4台ともそれぞれ個性のありそうな焙煎機なのでこれを使い分ければすごいのだろうけど、技術・経験の必要な作業にもなりそうだ。リアルな店舗も構えていて、ドリップバッグのタイプも豊富な品揃えとなっている。
オリジナルブレンド
コーヒー豆の状態
まずはオリジナルブレンドから開封してコーヒー豆の状態を確認しよう。コーヒー豆はこんな感じ。コーヒー豆のそれぞれの焙煎度合いの違いを見ると、銘柄ごとにコーヒー豆の焙煎して、そのあとに混ぜて作るタイプのブレンド、アフターミックスだ。アフターミックスだと焙煎ムラとか見ようがない(笑)。それでは欠点豆チェック。
欠点豆は100gで15個。まあ、少なくはないな。欠けている豆がほとんどだった。ブレンドコーヒーのコーヒー豆からはちょっと判断が難しいけども、焙煎に力を入れていてハンドピックはそれなりという印象を受けた。
コーヒーの抽出
それでは「姫路珈琲物語」の『オリジナルブレンド』の抽出を行う。今回の『オリジナルブレンド』の抽出にはKINTOの金属フィルターを使ってドリップすることにした。それでは抽出を開始。
「姫路珈琲物語」の『オリジナルブレンド』を蒸らし中。コーヒーの膨らみ方はまあまあかな。
抽出を開始するとさらにコーヒーの鮮度が分かる気がする。こうやってコーヒーがガスを出して泡のようなものが出てくるのは個人的には良いと思う。
抽出完了。ドリッパーを外す際にちょっと勢いをつけてしまったこともあり、抽出を終えたコーヒーの粉がドリッパーに対して付着のバランスが悪い。何事も焦ってはいけない(笑)
抽出を終えた『オリジナルブレンド』をカップに移すと、金属フィルターを使って抽出しただけあってコーヒーの油が沢山残っているのが見える。このコーヒーの油が美味しいと感じる人も居ればしつこいと思う人も居るので、好みって難しい。
僕はペーパーを使わずに抽出することもペーパーを使って抽出することも好き。その時の気分で決めてるので特に深い意味はない(笑)
それでは「姫路珈琲物語」の『オリジナルブレンド』をいただきます!・・・うむ。このブレンドは苦味も酸味も感じられてバランスが良いと思う。そしてコクお試しセットというネーミングだけあってコクが素晴らしいブレンドコーヒーだ。コーヒーを飲み始めたときにコクってなに?と思ってたけど、コクも一括りにできないぐらい色々なモノがあるなぁと今は思う。うん、おいしく頂きました。
マンデリンG1
コーヒー豆の状態
「姫路珈琲物語」コクお試しセットの2つ目は『マンデリンG1』。袋を開封しコーヒー豆の状態を確認する。『マンデリンG1』ということはインドネシア産のSGを除いたコーヒー豆のグレードでは一番上。しかも欠点豆が少ないこともG1になる条件だからそもそもが欠点豆が少ないと思われる。ではチェック!
「姫路珈琲物語」のコク味お試しセットの『マンデリンG1』、100gの中にあった欠点豆は16個。ちょっと多いかなぁ。欠けているものが多かった。気を取り直して抽出してみる!
コーヒーの抽出
「姫路珈琲物語」の『マンデリンG1』の抽出はペーパードリップで行うことに下。抽出器具としてはドリッパーはカリタウェーブWDC-185(MADE IN TSUBAME。これが書きたかった(笑))、サーバーは最近お気に入りのCAFECのビーカーサーバー600ml。CAFECのビーカーサーバーはどのぐらいの抽出ができているかとても見やすい。
『マンデリンG1』の蒸らしを開始。おおぉ。これはとてもよく膨らんでいる。いいねぇ~。
『マンデリンG1』の抽出中の写真。ドリップしているときもコーヒーがよく膨らんで、淹れていて気持ちが良い。そしてカリタウェーブのこのマークが好き。
抽出完了の図。さてでは『マンデリンG1』をいただきます!・・・・うん、マンデリンらしい苦味。酸味の感じはなくて少しの苦味を味わったあと、喉をコーヒーが通り過ぎてから口の中でコクを味わえる。そして、その後からやってくるコクはナッツのような味にも感じる、甘く濃厚なものだ。う~ん、これはまたオリジナルブレンドとは違うコクで面白い。
コロンビア
コーヒー豆の状態
「姫路珈琲物語」の3つ目は『コロンビア』。コロンビアのコーヒー豆は大きさによってグレードが決まる。スクリーン13以下は輸出されないとどこかで見たことがある。そしてスクリーン17以上が80%以上だとスプレモ。今回のものはスプレモではないのでコロンビアのコーヒーとしては一般的なものと言える。では欠点豆のチェック。
「姫路珈琲物語」の『コロンビア』は100gの中に欠点豆が7個。『マンデリンG1』より少ないとはちょっと以外な結果。でも良い方に転んでるのだから歓迎。それでは抽出してみよう。
コーヒーの抽出
「姫路珈琲物語」の『コロンビア』のドリップにはハリオのDPW-3を使ってネルで抽出することにした。ネルなのでコーヒー豆の挽き具合は粗め。
蒸らしを開始してみると・・・これは!コーヒーが本当に良く膨らんだ。丸くドーム型に膨らんで『マンデリンG1』よりも膨らんでいる印象。
それでは抽出を開始。抽出中のアクはそれほど多くなくとてもすんなりと抽出することが出来た。
抽出完了。早速いただきます!・・・・おおぉ。これはフルーティーな感じの酸味と香りがするコーヒーだ。そして後味として口の中に残るほのかな甘味。これはコクなのかもしれないけれども、とにかく最後にとても甘味を楽しめるコーヒーだ。うん、これまた美味しい。
グァテマラ(グアテマラ)
コーヒー豆の状態
「姫路珈琲物語」の最後が『グァテマラ』。細かい事だけどグアテマラ、グァテマラ、ガテマラなど表記が沢山あっていつも迷う銘柄(笑)。「姫路珈琲物語」の表記は『グァテマラ』らしい。特にグレードの表記はなし。「珈琲きゃろっと」や『山口珈琲店』などで届く『グァテマラ』と比べるとコーヒー豆の大きさが小粒な印象だな。では欠点豆のチェック。
『グァテマラ』の欠点豆は100gで7個。こちらは『コロンビア』と同じレベルだった。それでは最後の抽出。
コーヒーの抽出
「姫路珈琲物語」コクのお試しセット最後の『グァテマラ』の抽出はKEY COFFEEのクリスタルドリッパーを使う。なんだかんだで一番、使い慣れているドリッパー。昨年のSCAJ2018のKEY COFFEEのブースで1個貰ったので、我が家にはいま、2個ある(笑)。サーバーはCAFECを使用。
蒸らしを開始。おおっと、これは『グァテマラ』が4種類の中で一番膨らんでいるかな。
抽出中の写真。ちょっと勢いよく入れすぎたか・・・
さあ、『グァテマラ』の抽出完了。「姫路珈琲物語」最後のコーヒーをいただきます!・・・・なるほど、飲んだときに少しの苦味を感じたあと、すぐになめらかなコクを楽しめるコーヒーだ。これはアイスコーヒーにしても美味しそう。
総評:コクもあるコーヒーが好きならお試しセットのコスパは抜群
「姫路珈琲物語」のコク味お試しセットを飲んでみて、どのコーヒーも鮮度がよく抽出からコーヒーがモコモコ膨らんで楽しみながらドリップできるので良かった。一方で本当にコクが強いセットなので味わいとしてコクのあるコーヒーが好みならOKでコスパも良くオススメだし、そこまでコクはいらないと言う人にはくどいかもしれない(笑)
ただ、当たり前のことかもしれないけど注文後に焙煎したものを送ってくれるし、拘りの4台の焙煎機を使い分けているなど、もっと注文してみると更なる美味しさのあるコーヒーの発見もありそうな気がする。
いや~、それにしても4種類を一気に書くと記事として完成させるのに時間がかかるし、きっと読む方も大変だよなぁと思いつつブログの書き方も模索中の七転びでした。ではでは~。