こんにちは。七転び八起きです。仕事の関係で各地に行く機会がある僕ですが、今回は沖縄で前から気になっていた35COFFEEをコーヒー豆の状態で買ってきた。気が付けば「ゆいレール」の那覇空港駅にも35COFFEEのコーヒースタンドが出来ていて気になっていたところ、なんと!那覇空港の売店でも売っていたので購入することに決定。お値段は200gで1080円とお手軽価格。だいぶ色々なところに進出してきている印象の35COFFEE。さてお土産の店頭で購入した『J.F.K BREND』のお味はいかに。
スポンサーリンク
3.5%の売上をベビーサンゴの移植活動にしている35COFFEE
そもそも35COFFEEはThreeFiveと書いてある通り「スリーファイブコーヒー」と読むらしい。コーヒー豆の焙煎の仕方も特徴があって「サンゴ焙煎」という聞いたことのないもの。具体的には風化した骨格サンゴを200度以上まで温めて焙煎する方法らしい。特徴はじっくりと焙煎することによるコーヒーの持つまろやかさがでること。そして、売上の3.5%をベビーサンゴの移植活動に回しているという徹底ぶり。とにかく結構、変わったコンセプトの珈琲のようだ。
『J.F.K BREND』のコーヒー豆の状態を確認する
まずは恒例のコーヒー豆の状態チェックから。袋を空けて最初に感じること。香りはそこまで強くないことと、使われているコーヒー豆はプレミアムコーヒーに使われているようなふっくらした感じはあまり無いのでそこそこの珈琲であることが分かる。もちろんこの価格ですごく良い豆が使われていたらとんでもないことなので、あとは焙煎の度合いとハンドピックの精度がどんなものかが気になるところ。
サンゴで焙煎するからか分からないが、コーヒー豆の中にかなり黒い焙煎しすぎていると思われるものがチラホラ入っている。この辺りはハンドピックで取り除いても良いもののような気がする。また、欠けている豆が目立つ。沖縄からお土産として鞄に入れてきたことでの影響がゼロではないとは思うが、それを差し引いてもちょっと多いかなという印象。
実際に200gを見ていって駄目そうなものを集めてみるとこんな感じ。恐らくハンドピックをしているのだろうけど、すごく神経質になるまではしていないというのがこの結果なのだと思う。コンセプトが好きな珈琲だけに、この辺りへの気配りが少ないのはちょっと残念。
『J.F.K BREND』を抽出。味はどうだ?
気を取り直して抽出。欠点豆を除去したのだからこれでそのまま飲むよりも良くなっていると自分を鼓舞(笑)。お湯を注ぎ蒸らすと思っていたよりも膨らんできた!やっぱり蒸らす段階でコーヒーが膨らむのを見るのは嬉しい。
抽出したコーヒーはどんな味か?飲んでみると苦味や酸味はあまり感じず、口の中で特に何かが主張するようなこともない。まさにまろやかな感じのコーヒー。そして飲んだ後のコクがある。喉に流した後に特徴のあるコーヒーと言うべきか。僕は意外と好き。ハンドピックの精度など残念な部分はあるが、1080円という価格も考えると十分合格点と言える。さらにそれがサンゴ焙煎という特徴があることまで考えると、お土産でまた買っても良いかなと思えるものだった。家で飲んでいるといまは楽天やAmazonで通販できることがわかった。さすがに沖縄から送るので通販の場合は送料は掛かるよね(笑)