こんにちは。七転び八起きです。今年に入りネルを購入してネルドリップをはじめました。お店では何度もネルドリップで飲んでいるけど、家では飲んだことがなかった。そんな僕がいまでは家でネルドリップも使う。あるときふと思う。「ネルで入れるコーヒーはおいしい」と思い込んでいて、本当に抽出して味の違いがあるか分からない。それはなぜか?同時に抽出して飲んだことがないから。
それならばやってみようということで、今日はネルドリップとペーパードリップを同時に抽出して飲み比べをすることにした。
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ネルドリップとペーパードリップの違いは色々言われているけど
インターネットや本を見るとネルドリップとペーパードリップの違いは色々と言われているけど簡単(乱暴)にいうと、ネルドリップはコーヒーの脂分がそのまま抽出され旨味が出る。ペーパードリップは紙で脂分がカットされてしまう。こんなところ。つまり脂分の違いで味が違うと言うこと。かなり乱暴な解釈かもしれないけどそういうこと。ではやってみよう。
抽出条件は15gでコーヒー豆は山口珈琲のモカイルガチェフG1を使用
今回の抽出は同じコーヒー豆を使用するのだから、美味しいコーヒーで違いを確かめた方が良いと考えた。我が家で一番おいしいと思っている珈琲は山口珈琲なので、今回はモカイルガチェフG1を使用することにした。器具はハリオ製で統一。豆は量り15gを確認。
- モカイルガチェフG1(山口珈琲)15g
- 中挽き
- ペパードリップはハリオVD-01Tを使用
- ネルドリップはハリオDPW-1を使用
抽出開始。どちらも並べて抽出して行う。これ、やってみて分かったけど同時抽出は大変。特にネルドリップは抽出速度が速いから結構せわしなくお湯を注がないといけない(笑)。なんとか抽出を終えた。
早速飲んでみると・・・味の違いはすぐ分かる
まずはネルドリップをひとくち。う~ん。山口珈琲のモカイルガチェフG1は美味しい!と再確認。続いてペーパードリップ。むむっ!!なんか味がとがってるぞ。味、特に酸味が違う。飲み比べてみるとわかる。ネルドリップはまろやか、口当たりが柔らかくて味もマイルド。それに対してペーパードリップはネルドリップと比べるとパンチが効いてる感じがする。
これは好みが分かれるかもしれないけど、まろやかな珈琲を飲みたいならネルドリップで、酸味などが効いたコーヒーを飲むならペーパードリップかな。ただ、ネルは保管だけでなく、抽出後にコーヒーを捨てるのもちょっと面倒。そのような手間が掛かることを考えるとペーパードリップの手軽さは捨てがたい。だから今でも両方使って淹れるんだけど(笑)。やっぱりその時の気分によって使い分けるのもいいのかもしれない。
っで、結論としては、抽出後の味に明らかに違いが出るのでそれぞれを持っておくのがベスト(笑)