こんにちは。七転び八起きです。本日のコーヒーは楽天市場より「藤田珈琲」からの初お取り寄せ。ご覧の通りパッケージには熱風という文字が目立ちます。なんと言っても謳い文句が国内最大級の焙煎機を使用しているとのこと。大きければ良いというわけではないのでしょうけど、とにかく興味があったので購入してみました。今回のお取り寄せは2種類『プレミアムラオスブレンド』と『エチオピアモカブレンド』です。それぞれ300gでお値段は・・・なんと!1000円ちょっとでした。安い、安すぎる。
それでは早速行ってみましょう。本日も78cafeスタートです!
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熱風 藤田珈琲とは
「藤田珈琲」は東大阪市にあるロースターで、日本最大級の焙煎機を持っている法人。どれだけの大きさ焙煎機かはHPを参照してください。これは僕が先ほどロースターと書きましたが焙煎工場というのがふさわしいような感じですね。コンピュータ制御で1時間あたりの焙煎は1,200kg可能!と、とにかくスケールがすごいです。そしてなんと言ってもこの藤田珈琲は価格が安い。大量仕入れの上で大量に焙煎できる設備から出来る価格なのだろうけど、きっと今まで購入したお店で一番安いと思う。
ちなみに珈琲が届いたのが2019年3月20日。焙煎日は2019年3月19日でした。そして賞味期限が1年間に設定されていました。う~ん、1年って適切なのかなぁ。結構、1年の賞味期限に設定しているロースターを見かける。
プレミアムラオスブレンド
コーヒー豆の状態
まずは『プレミアムラオスブレンド』を開封。ひと目で見て分かるのは焙煎の度合いがまばらであるということ。しかし、「藤田珈琲」のブレンドはアフターミックス製法というやり方で、それぞれのコーヒー豆を別々に焙煎しベストな状態にした上で、あとからブレンドをするというやり方らしい。そうなると、単純に焙煎したものにムラがあるということではないと言うことなのかもしれない。とにかく欠点豆をチェックする。
正直、途中でもうやめたくなった。「銀座カフェーパウリスタ」の『森のコーヒー』を思い出す(笑)。コンピュータ制御しても欠点豆を除去することは出来ないようだ。この時ばかりは300gを呪った。これが100gでも辛かっただろうけど、最後までハンドピック。結果、300gのコーヒーに対して欠点豆は230個。100g換算で約76個の欠点豆があるということになる。これは僕のチェックしてきた中ではワーストだ。
コーヒーの抽出
気を取り直して抽出。今回はカリタウェーブでのペーパードリップ。蒸らしの状態。焙煎したてということもあり膨らみ方はまあまあだった。カリタウェーブのドリッパーは写真写りも好き。
抽出途中の写真その1。
2分経った抽出完了間際の写真。アクの量は普通かな。
スムーズに抽出も終了。3分以内に終わった。それではいただきます!
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『プレミアムラオスブレンド』の特徴は苦味とあとからくる甘味とコク。飲み口がよく、最後のコクを楽しむのには良いコーヒーだ。今回の購入はブレンド2種類で600g、各ブレンドが300gで約650円。このコーヒーを300gで650円なら買うのはありかなと思う。僕みたいに欠点豆をハンドピックすることは全くしないのであれば、普段、気軽に飲むのには良いかな。
エチオピアモカブレンド
コーヒー豆の状態
続いて『エチオピアモカブレンド』を開封。初見は『プレミアムラオスブレンド』と同じように欠点豆が多数ありそうな(笑)。300gの悪夢が再来。頑張ってハンドピック開始。
ハンドピック完了。300gのコーヒー豆に対して欠点豆は240個。100g換算で80個は『プレミアムラオスブレンド』を抜いて今まででワースト。
コーヒーの抽出
今回も抽出の写真撮り忘れ(笑)
総評:焙煎したての低価格コーヒーを求めるなら
さて、今回の「藤田珈琲」のレビュー、いかがでしょうか?とにかく安いし、焙煎したてのコーヒーが届くというのは魅力だと思う。が、そのようなコーヒーを求めていない人にはいらない。まさにお客様の求めているコーヒーがどういうものかでおすすめできるかどうか変わってくる。これから暑くなってきてアイスコーヒーをがぶがぶと飲むという場合には、こういうコーヒーを大量に安く買って水出しなどで作り置きしておくのはいいかなと、個人的には思った。
とにかく日本最大級の焙煎機を使用して焙煎するコーヒーは安くて価格以上であると言えると思うし、ここまでの価格を実現できていることは企業努力の結果であると感じたコーヒーだった。