こんにちは。七転び八起きです。今回は「堀口珈琲」の『6種お試しセット』です。「堀口珈琲」の名前を聞いたことある人も多いのではないかと思います。僕も何回か千歳船橋のお店に足を運んでカフェでケーキセットを食べたこともあるし、店頭でコーヒー豆を買って帰ったり、知人にドリップバッグを送ったりしたことがあります。リアル店舗を構え、カフェを併設し、地元でも人気のお店の「堀口珈琲」。
そういえばまだ『6種のお試しセット』って注文したことなかったというか、そんなのあったのか!と思い、ポチッとしました。よく見るとこの『6種のお試しセット』はネットショップ限定販売品だった。だから店舗で見なかったのか(笑)。まだまだ世の中テレワークでの対応が続きそうなので、家でコーヒーを飲むのに何を買おうかと思っている人の参考になれば。あっ、ちなみに上の写真7種類並んでるの気が付いた人居ると思う。1つだけ『6種のお試しセットではないものがあります。右端を見て貰うとブレンドの8番が入ってるんだけど、これは『6種のお試しセット』には入っていないやつ。僕が『6種のお試しセット』と合せて注文した200gなのであしからず。
先に結論を書いてしまうけども、さすがは「堀口珈琲」というべき内容だった。特にブレンドについては、種類も豊富で、それでいてそれぞれに特徴があってどれも美味しいというブレンドコーヒーをいろいろと試したいなら絶対におすすめしたいお店の1つと言える。大満足のお試しセットでした。
それでは本日も78cafe、スタートです!
スポンサーリンク
「堀口珈琲」の『6種お試しセット』
注文する時期によって組み合わせが変るかもしれないけれど、僕が今回注文したときに届いた『6種のお試しセット』の中身は下記。6種類全て50g。
- ブレンド#1(ハイロースト)
- ブレンド#3(シティロースト)
- ブレンド#7(フレンチロースト)
- エチオピア ウォルカ・ウリ ハロバディ(シティロースト)
- ケニヤ カラツ(ハイロースト)
- LCFマンデリン
Webページだとマンデリンが別の物になっているからその時によってシングルの部分は変ると思われる。賞味期限は全て約2ヶ月で設定されていた。それでは1つずつ開封の儀!
ブレンド#1(ハイロースト)
まずは『ブレンド#1』。焙煎度合いはハイロースト。コスタリカ、ケニヤなどをブレンドして作っているとのこと。写真のように焙煎は均一でムラがなく香りも素晴らしい。全体的にふっくらしたコーヒー豆だ。それでは欠点豆のチェック。
『ブレンド#1』の欠点豆は50gで9個。100gだったら18個ってことだろうか。まあ「少なっ!」と驚くほどのレベルではないなぁ。割れている豆が多かった。
抽出はハリオのV60で。今回のセットの中で煎りとしては一番浅い(といってもミティアムに近いハイ)コーヒーだけれども、しっかりと膨らんだ。うん、いいね。素晴らしい。
そして『ブレンド#1』の味は・・・コーヒー独特の苦味を感じることはなくて、口に入れると広がる酸味。その酸味はレモンのような柑橘系を感じるから、口の中はサッパリとする印象を与える。コクもないのでホント【サッパリ】という表現がぴったりなコーヒー。僕は酸味があってサッパリのコーヒーより苦味があってコクのあるタイプが好きなんだけど・・・でもこれは癖になる味だなぁ。
ブレンド#3(シティロースト)
続いて『ブレンド#3』。焙煎度合いはシティローストだ。写真だとコーヒー豆の色がかなり違うように見えるけど光の加減と僕の写真の撮り方の問題。コーヒーの袋を開けたときの印象は香りがやさしく『ブレンド#1』と同様、コーヒーが綺麗に見える焙煎。ブレンドしているコーヒーはコスタリカ、ペルーなどとのこと。
そして欠点豆は50gで11個。う~ん、ちょっと多いかなぁ。欠点豆の内容としては貝殻豆と割れている豆かな、多かったのは。
『ブレンド#3』の抽出完了。特徴としてはまず香り、優しい、柔らかい香りがする。それで肝心の味は・・・う~ん、苦味はほとんど感じることなく、ほのかな酸味と口の中に残るコクと甘味。とても飲みやすくて口にしてから短時間で一気に飲んでしまった。これは家にあると、万人受けする安心安定のコーヒーと言えそう。来客時などにもいい感じ。
ブレンド#7(フレンチロースト)
3番目は『6種のお試しセット』の中に入っていたブレンドとしては最後の『ブレンド#7』。フレンチローストのブレンドでコロンビア、コスタリカ他のコーヒーが使われている。焙煎度合いが今回のブレンドの中では一番深いだけあってコーヒー豆の色も来い。それでは開封。
『ブレンド#7』50gの欠点豆は3個でした。100gに換算すると6個。まあまあ。
抽出はこんな感じでよく膨らむし、淹れるのも楽しめるコーヒーだった。『ブレンド#7』は抽出すると香りがスパイスというかシナモンというかちょっと不思議な感じ。そしてコーヒーの味は苦味が効いており、酸味はほとんど感じることなくて、後味に特徴がある。その特徴のある後味にはコクが感じられて、口の中にはシナモンのような風味を楽しむことができるコーヒーだ。うん、これまた他の2種とは違うし、他のお店にはないブレンドだ。
エチオピア ウォルカ・ウリ ハロバディ(シティロースト)
さて『6種のお試しセット』、4つ目はスペシャルティの『エチオピア ウォルカ・ウリ ハロバディ』。シティローストの50g。精製方法はウオッシュドという情報もラベルに記載されていた。最近、スペシャルティってホント色んな農園あるよなぁと感心。日本の農産物も単に品種だけでなく、もっともっと生産者のことがわかる売り方になれば付加価値が付けやすいのかなとふと思ったり。では、欠点豆チェック。
『エチオピア ウォルカ・ウリ ハロバディ』50gの欠点豆は5個。どれも割れているものだった。ウオッシュドはやはり欠点豆少なくなる。
抽出して見ると、コーヒーの膨らみは上々。抽出後のコーヒーは爽やかな香りがした。そして『エチオピア ウォルカ・ウリ ハロバディ』の特徴は紅茶のような味わいにあると思う。後味はスッキリオレンジの余韻で、苦味と酸味のバランスが良かった。これで4種類試したわけだけど、ホント、それぞれ特徴があるなぁと感心しっぱなし。
ケニヤ カラツ(ハイロースト)
5種目は『ケニヤ カラツ』のハイロースト50g。見た目が綺麗なコーヒー豆で焙煎度合いも均一。ハイローストだけあって香りが素晴らしい。エチオピアと同じく精製方法はウオッシュド。では欠点豆を確認する。
『ケニヤ カラツ』50gの欠点豆は4個。うん。これもまあまあかな。それでは抽出しよう。
『ケニヤ カラツ』は『6種のお試しセット』の中でも焙煎度合いが2番目に浅い。同じハイローストでも『ブレンド#1』の方がミディアムローストに近いのに対し、『ケニヤ カラツ』はシティローストに近いというのが「堀口珈琲」のチャートでの位置づけ。『ケニヤ カラツ』は蒸らしから抽出までの段階での写真を掲載する。参考になれば。今回はハリオのV60でコーヒー豆は30gを使用。150gをドリップして200gのお湯を足すという「珈琲きゃろっと」の抽出レシピで淹れることにした。
蒸らし中。よく膨らんで見ていてワクワクする(笑)
抽出終盤の写真。
抽出を終えてさらにお湯も足したところ。ほんのちょっと足しすぎてしまったけどもご愛敬(笑)。抽出したコーヒーからは豊かな香りが感じられる。たまらない。そして味は・・・う~ん、なめらかな甘味と酸味のあるコーヒーだ。このコーヒーも飲みやすい。酸味があまり好きではない僕でも楽しめるコーヒー。
LCFマンデリン
最後は『LCFマンデリン』。SUMATERAと記載されているので恐らく精製方法はスマトラ式。焙煎度合いは深煎りでフレンチよりもイタリアンといった感じかな。Webページでは『マンデリン オナンガンジャン』がフレンチローストとなっている。コーヒー豆は大きくて綺麗な形だ。
『LCFマンデリン』50gの欠点豆は1個。今回の6種類の中で一番少ない。それでは抽出。
蒸らしの写真。モコモコとよく膨らんだ。抽出を終えたコーヒーからは土?のような香り(笑)。深煎りだけあって苦味が効いている。それでいて酸味と甘味、コクを感じられるとてもバランスの良いコーヒーだった。
総評:バリエーション豊富なブレンドコーヒーがイチオシ!
さて、「堀口珈琲」の『6種類のお試しセット』をダイジェスト的に紹介しましたがいかがでしたか?個人的には「堀口珈琲」は様々なブレンドを楽しむのに適したお店。ブレンドコーヒーの良さってなんだろう?と思っている人には、是非とも「堀口珈琲」のブレンドを飲んで欲しい。僕は8種類あるブレンドのうち5種類を飲んだけど、どれも美味しくて、それぞれ違いがハッキリわかる。欠点豆がチョー少ないという訳ではないけれどもそれでも、全体的には少ないし、何より味が素晴らしい。
そしてスペシャルティコーヒーも素晴らしい。さすがファンの多いコーヒー店。そんなわけで『6種類のお試しセット』はWeb限定にしておくのがもったいないぐらいの大満足なセットだった。以上、今度はまだ制覇していないブレンドを注文しようと思うななころびでした~。ではでは。