こんにちは。七転び八起きです。実は3月にクラウドファンディングのサイトマクアケで家庭用のコーヒー焙煎機の支援をしておりました。それが今日、ブログでレビューするライソン株式会社のホームロースターRT-01。まあ僕が支援したあともどんどんと支援が集まりあっという間に目標額を達成した商品なので僕のは支援というより早く手にしたいという感じになってしまったのだけど(笑)。クラウドファンディング自体は大成功を収めこの度、そのRT-01が支援者に発送されました。
そんな「自宅」焙煎機のホームロースターRT-01がとうとう我が家にも届いたので開封。今回のクラウドファンディングの支援内容がコーヒーの生豆1kgもつけて貰う内容だったので『コロンビア スプレモ』が入っていました。オマケで『ペルー』も100g入ってた!
そして開封後に使用してみたら本当に超簡単に焙煎ができて、しかも焙煎ムラも無くとっても綺麗にコーヒー豆として仕上がるということで、これって今年大ヒット商品になる予感。そんなわけで自家焙煎珈琲ではなく「自宅」焙煎珈琲のRT-01はどんなものなのかをご紹介。
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焙煎機ホームロースターRT-01とは?
ライソン株式会社が企画・販売元となっているコーヒーの「自宅」焙煎機。中煎りと深煎りの2種類の焙煎に絞った機能ではあるけれど、とにかく簡単に焙煎技術も必要無く誰でもコーヒーの焙煎が出来るのが特徴。一度に焙煎できるコーヒーの生豆は40g~60gとなっている。そして焙煎時間は20分。1階焙煎したあとは20分開ける必要がある。詳しくはライソンのホームページを参照のこと。
RT-01の箱の同梱品の確認
ホームロースターRT-01の箱を開封したところ。本体とチャフを除去するためのコンテナ(中蓋てきなもの)と、ガラスの蓋。それにブラシと計量スプーンに説明書。これが同梱の全てだ。開封して見て家電製品としてよく出来てるなとちょっと驚いた。だって内容がすごくシンプルだったから。勝手にもっと組み立て工程とか出てしまうのではないかと思っていたのが、良い意味で裏切られた感じ。
設置の手順
それでは焙煎のために設置をする。まずは本体を平らなところにおいてチャフコンテナを取り付ける。チャフコンテナのくぼみの部分と本体の出っ張りの部分(写真の水色のマル印)を合せて、本体の上にチャフコンテナを載っける。
そしてあとはガラスの蓋をしたら設置完了となる。本当に簡単。ここでちょっと気になったのはガラスの蓋とチャフコンテナのかみ合わせというか、蓋がしっかりはまる感じではないことかな。まあ、すごく気になるほどではないのだけど、しっかりはまる感じがあった方が安心出来る気がした。
コーヒー焙煎の準備
僕にとってはコーヒー豆の初自宅焙煎。コーヒーを通販で買って飲み始めた頃はまさか自宅で焙煎する日が来るとは思わなかった。そもそもネルドリップとか、コーヒープレスとかもするなんて思わなかったしね。コーヒー沼にはまってしまったことは間違いない。
さて、話がそれたけれど今回はオマケでついていた『ペルー』を焙煎することにしたい。生豆は100gあるので焙煎する分の重さを量る必要がある。
ホームロースターRT-01が1回で焙煎できるのはコーヒーの生豆で40g~60gとなっている。つまり40g未満では焙煎が綺麗に出来ないと言うことなのだと思う。そして逆に60gを超えた場合も同じなんだろう。一発目から実験して壊れたら嫌だし、今回は説明書通りの範囲に収まる50gを量って焙煎しようと思う。ご覧の通り『ペルー』を50gをキッチリと量って準備をした。準備はこれで完了(笑)。
準備は生豆を用意して、コーヒー豆を40g~60gの間で量りわける。これだけということ。これまた超簡単。誰でも出来る(笑)
コーヒー焙煎の仕方
それではコーヒーの生豆をホームロースターRT-01に投入して焙煎を始める。焙煎機の真ん中に量り分けた『ペルー』の50gを入れてRT-01のチャフコンテナと蓋をする。
電源を入れると青くボタンが光って「DRAK」か「MEDI」のボタンを押すと焙煎スタート。今回は中煎りにするので「MEDI」をおした。これで焙煎機が動き始める。
押した「MEDI」ボタンが赤色に変わって焙煎が始まる。焙煎機が動き始めると掃除機を掛けているような音がなり始め、中でコーヒーの生豆が回り始めた。音はそこそこうるさいが許容範囲。深夜に壁の薄いアパートなどでやるとちょっと近所迷惑かもしれない程度(笑)
焙煎時間は20分。その間は待つだけで何もすることがない。ガラス蓋の隙間からコーヒー豆が中で回転しているのが見える。かなりの高温になるので焙煎機の側は熱いので注意。ストップウオッチで計っていたら12分ほどでコーヒーの香りが漂うようになってきて段々とその香りが増してきた。初めてだからこそこの待っているときも楽しい時間。
本当に20分でRT-01が止まった。焙煎完了。焙煎が終わった直後は恐らく熱いだろうと思い、数分空けてからいよいよ焙煎したコーヒー豆を取り出すことにした。
焙煎完了後のコーヒー豆の取り出しまで
焙煎が完了したらチャフコンテナに付いている取っ手を起こして持ち上げるとガラスの蓋とチャフコンテナが一緒に本体から外れる。これでチャフとコーヒー豆の分離が完了。これまた超簡単。
ガラス蓋を外してチャフコンテナの中を見るとチャフで一杯だった。これだけキッチリと分離しているとはこれまた驚いた。すごい。このチャフコンテナの中のチャフを捨てて、付属していたブラシで掃除することは必要だけどこれも別に苦になる作業ではない。
チャフコンテナを外した本体の中を覗いてみると焙煎されたコーヒー豆が詰まっている。おおぉぉ。マジで焙煎できてるじゃん!でも、本当にコーヒー豆の状態を見てみないとまだ分からないぞっと思いながらも興奮してしまった。
焙煎したコーヒー豆の状態
焙煎を終えたコーヒー豆は保存容器に移すとホームロースターRT-01の説明書には書いてあった。ただ、ここでは50gの生豆が焙煎後にどのぐらいになったかを検証したいのでまたドリップスケールを使って重さを量ることに。後で気が付いたけど、この時2つの失敗が。1つは初めてで興奮してたこともあって、焙煎機の電源入ってるよね(笑)。焙煎を終えたら電源を切った方が良いだろうなぁ。2つめは写真のピントが奥の壁にあってるってこと(笑)
それはわさておき、本体を斜めにしてさーっとコーヒー豆を移す。取っ手を持っていれば熱くないのでこれも誰でも出来る。おれも楽ちんで便利だ。
生豆で50gだった『ペルー』だけど、焙煎後のコーヒー豆の重さを量ってみると40gぐらいだった。よくコーヒー豆のロースターで生豆の重さで売っているお店があるけど、その場合「焙煎後は20%ほど重量が軽くなります」ということが書いてあるのを見かける。まさにその通りで約20%の減量だ。深煎りの場合は更に軽くなるのだろうか。次回の焙煎は『ペルー』で生豆50gを深煎り設定でやってみよう。
さて、肝心のコーヒー豆の状態だがちょっと写真を大きくしてみた。僕が何かしたわけではないのだが、自分の仕事に大満足(笑)。いや~ホームロースターRT-01の実力はすごいとしか言いようがない。焙煎のムラもほぼ無く、チャフもかなり取れている。この状態ならば焙煎をして友人にプレゼントするのにも使えそうな気がする。
本当はすぐに飲みたいところだけれど、焙煎直後より少し時間を空けた方が味が落ち着くと言うことをよく見るので今回のレビューはここまで(笑)
総評:超簡単に「自宅」焙煎という新しいスタイル。これからはコーヒーの生豆の需要が伸びそう
さて、今回の記事はいかがでしたか?かなり僕がこのRT-01に惚れているのが伝わる内容だったと思う。そのぐらい気に入ったし、クラウドファンディングで支援して良かったと思う。あとは耐久性がどのぐらいあるかというところはまだ未知だけれど、初回の使用感では大満足だし、これはヒットする商品であることは間違いない。なんせコーヒーの生豆は安い(笑)。RT-01のホームページでの価格は20,000円で消費税が1,600円だ。いまからの注文は9月納期のようだけど、コーヒーファンなら是非とも使ってみてほしい逸品。
RT-01の投入により我が家はこれからロースターから取り寄せる焙煎したコーヒー豆とコーヒーの生豆を一緒に扱うことになって、78cafeでは通販した焙煎豆と生豆を扱うことになるのかと思うと・・・まだまだ記事化できていない珈琲レビューも沢山あるのにどうしようと思いながらもニヤけている七転びでした。